洋裁初心者は何から作るべき?作りやすい小物とおすすめの作る順番
ミシンを買ってまだ8カ月しか経っていませんが、それでも小物や服などを形にすることはできています。どういったものを作ったらもっと上達するんだろう、次は何を作ろうと悩んですごしていたことも多かったので、これまで私が作ってみて「達成感を味わえた」「なんとか形になった」ものをご紹介したいと思います。
沢山つくるのが上達への秘訣です!一緒に頑張りましょう+*
- コースター・ランチョンマット、巾着などの平面作品
- ポーチ、がまぐち、ペンケースなどの立体・金具を付ける作品
- クッションカバー、お買い物バッグなど大きな作品
- 時々まえの段階に戻って製作すると成長を確かめられる
- おわりに
コースター・ランチョンマット、巾着などの平面作品
四角の作品は、ミシンでまっすぐ縫う、思った場所で直角に曲がる、ということが練習できます。慣れてきたら曲線があるデザインの可愛いものや、綿をつめるタイプのコースターなどにチャレンジしてもよさそうです。生地もあまり使わないし、小さいものは裁断が楽です。
初めは布の柄で目移りして、どれを選んだらいいのかわからなくなってしまいがちです。迷ったら素材は綿100%、薄すぎず厚すぎないものを選んでください。オックスやキャンバスなどは小物にしても丈夫にきちんと仕上がりやすいです。縫いやすいと出来上がりもきれいで、自信もつくし、次の作品をつくるモチベーションにもなります。
ポーチ、がまぐち、ペンケースなどの立体・金具を付ける作品
次にチャレンジしたいのが立体的な作品やファスナーやがま口などの金具を付ける作品。金具はサイズや布との相性いいものを選ぶ必要があるので、手芸用品店でのお買い物も一歩ステップアップです。
今まではあまり必要性がなかった「型紙」も作るようになります。型紙を布にピンでとめて布を切るのも、慣れていないと上手にできません。初めから上手にできなくても大丈夫、続けていたらだんだん慣れてきます!
自分が縫いやすい布が大体わかってきましたが、今度は作品ごとにどんな布が適しているかということを考える必要が出てきます。生地にハリを持たせるために接着芯を貼ったり、裏地を付けたり、より完成度の高い小物を作るためのテクニックが練習できます。
クッションカバー、お買い物バッグなど大きな作品
大きいと裁断するだけでも大変。布地もたくさん使うので、ある程度裁断に慣れてきてからが望ましいと思います。大きい作品にするなら大柄やインパクトのある布地も存分に活かせるようになり、布地選びも楽しくなってきます。
お買い物バッグのレシピは、サイズもいろいろありますし、ポケット付きやたためるもの、マチがあるものなど、とても種類が豊富なので、自分が作りたいものをイメージしてレシピや型紙を探すことも必要になってきます。
時々まえの段階に戻って製作すると成長を確かめられる
次に何を作ったらいいのか、どんなものなら作れるかという話をしてきましたが、初めて作るものは形になったとしても、どうしても完成度が低くなります。初めは丁寧さの追求よりも、形になる範囲でどんどん進めて、「完成させる」ということに重点を置いたほうがモチベも上がります。
作れる小物が増えてきたり、今作っているものが難しくて心が折れそうになったりしたら、たまに前に作ったことのある小物を作ってみると、以前より早くきれいに作れることに気づくと思います。気を付けるポイントが頭に入っていたり、基本の縫い方やアイロンの掛け方、裁断が少しずつ正確になっていたり、自分の成長に気づけるので、たまに簡単な小物に回帰するのもおすすめです!
おわりに
はじめは次に何をつくろう、何なら私に作れるんだろう、と悩みますが、しばらく続けていれば、作りたいものがたくさんでてきます。洋服や厚物のカバン、帽子やお財布など、いろいろ作れるようになったら素敵ですよね。ひきつづき私も精進したいと思います+*
落ち着いた自分を取り戻すためのコーピングリストを作ろう
つらいことや悲しいことがやってくることはどうしてもありますよね。
学校の人間関係がうまくいかないとき、部活で伸び悩んだとき、嫌な人から逃げられないとき、好きな人と別れてしまったとき、身近な人が亡くなったとき、仕事を辞めたいとき、、、ぱっと解決できることじゃない、もやもや、不安、恐怖、悲しみなどの処理にはいつも悩まされます。
そんなときに助けてくれる、自分専用の癒しのレシピ集が、コーピングリストです。
コーピングリストとは?
コーピングリストとは、端的に言うと、気持ちが弱くなった時にやるといいことを箇条書きにしたものです。そしてそれは完全に自分専用の項目でOKです。たとえば悩んだ時人と話すと楽になった、という経験をしたら、「人と話す」ことをあなた専用のコーピングリストの項目に書き足します。
私は大学あたりからコーピングリストを書くようにしています。気持ちが弱くなった時にリストのなかで、”できそう”と思えることから少しずつ試しながら、気持ちの回復を待つことができるので、やけになってしまったり、衝動的な行動に出たりすることを抑えられている気がします。
書くタイミングは?
書くタイミングは本当に思いついたときでいいのですが、気持ちが弱くなった時に良かったことを1つ1つ書き足していくのも、それ自体が「コーピングリストをつくる」ということに向き合えて、回復を助けてくれる気がします。悩みがどうしようもないときって、「悩み」にフォーカスするとよけい苦しくつらく出口がなくなっていくのですが、リストをつくろうとしていると、「コーピングリストをつくる」という1つのミッションに取り組みながら、自分の回復にフォーカスしていくことができます。
また、気持ちの落ち込みからだんだん良くなってきた、というタイミングもおすすめです。全てのことがキラキラして見えたり、乗り越えたことによる高揚感や達観、苦しかったからこそ感じることが多かったり、感受性がとても高まっている状態だと思います。なので、そのタイミングで素敵だな!いいな!と思ったものをリストに加えると、そのときのエネルギーの高い自分の記憶から、楽しい気持ちを思い出せたりもします。
どんなことを書く?
たとえば、私はこんな項目を作っています。
- 書いて気持ちを整理する
- 音楽を聴く
- のんびりした映画を見る
- 読書をする(穏やかな世界観のものをえらぶ)
- プチ旅行に行く(近場で日帰りなど)
- 買物をする
- 髪を切る
- おふろにゆったりつかる
- 部屋を掃除する
- 土を触る、植物の世話をする
- 日光をあびる
- 散歩する
- ふかふかの布団で昼寝する…
という感じです。
お金のあまりかからない、他人や自分を傷つけない、実行がそれほど難しくないものであることがいいと思います。
例えば私もプチ旅行に行く、買い物に行く、などを挙げていますが、お金を沢山つかうようなものではなく、気分転換になる程度のことです。もし大金を費やして旅行や買い物をしたら、あとで悔やんでしまったり、(お金を使った罪悪感など)ほかのストレスを増やしてしまったり、極端な場合”買い物依存症”のようなメンタルヘルスの大きな問題を抱えてしまう危険性もあります。
経済面・体力面・精神面などを考えて、個々人のできる範囲でやることがとても大切です。私はスーパーに買い物に行くだけでも、落ち込んでいるときにはいつもよりエネルギーが必要になるので、一見ささいに思えるような日常的な行動で気分を変えよう、回復につなげようという風に心がけています。
書くのは携帯のメモでもノートでも、自分が見返すのに苦ではないものであればなんでもOKです。
いつ使う?
気持ちが弱くなったときに私は、気を紛らす何かを考えるのもおっくうで、何もしなくて、時間だけが過ぎていき、さらなる自己嫌悪に陥り、と悪いスパイラルに入ることが多いので、落ち込んだらいつも、このリストの項目をみてちょっとできそうなことを探して回復していこうと思っています。
注意点としては、メンタルヘルスの回復には時間がかかるので、簡単に回復できるわけではないし、本当に気持ちが折れてしまう前に使わないとこのリストも無力なので、「ちょっと調子わるいな」ぐらいでも、適度に自分の気持ちを整えるために使っていくといいと思います。
コーピングリストがこころの不調の基準になる
本当は自分が癒されること、好きなこと、優しい気持ちになれることのリストのはずなのに、どれもやりたいと思えないとか、なんだか遠い世界のことに感じる、というときは、さぼっているのではなくて異常事態です。すぐに外部に助けを求めてください。
コーピングリストは万能ではありません。でも、こころの調子がとても悪い、がんばれない、ということに気づかせてくれるのもコーピングリストのいいところです。自分がいま異常事態なんだ、ということがはっきりすることで、外部に助けを求める必要性も認識できるようになります。
*異常事態だとわかったら、信頼できる家族や友人、もしくはオンラインのカウンセリングサービスもあるので、気持ちがまとまっていなくても相談することをお勧めします。
おわりに
気持ちが晴れないことが続いたり、突然心がかき回されるようなことが起こったり、そういうときに、過去の自分が積み上げてきたコーピングリストがあると、とても心強いです。ぜひ気に入ったノートやいつも持っているスマホのメモなどに、自分だけのコーピングリストを作ってみてください。
いつものスーパーマーケットでのお買い物を存分に楽しむアイデア3つ【コロナ禍でも充実】
コロナウイルスが流行しだして一年たちましたが、いまだにはっきりと先が見えない社会の雰囲気なので、旅行やイベントの予定も立てづらい状況ですし、春の送別会や歓迎会、花見なども開催できなかったり縮小で思いっきり楽しめないですよね。
我が家でもイベントや旅行の計画はしていなくて、さみしい気持ちになることもあるのですが、日常のささいな変化やわくわくをより楽しむようになった気がします。そういった日常の小さな幸せを、どう大げさに楽しむか、のアイデアの一つとして、普段主に食料品を買うスーパーマーケットを、レジャー施設のように楽しむアイデアをシェアします。
いつもいくスーパーマーケットの仕掛けをもっと楽しもう
休日のスーパーにはいろいろな仕掛けが施されています。いつもはない大容量のお肉のパックだったり、スパイスや香味野菜など料理をアップグレードするための食材だったり、特集の組まれたお菓子だったり。そうした仕掛けを意識してお買い物してみると、新鮮に感じたり気づきがあったりしました。
ふだんは買わないもの、気になっているもの、新商品を試す
旅行やイベントのためにお金をキープする必要がなくなっているので、いつもは買わないちょっと高いパンやチーズを買ってみたり、気になるお店がコラボしている即席ラーメンを試してみたり、新しい味や季節限定の商品に手を伸ばしてみるのも面白いです。様々なメーカーの食べ比べをしてみてもいいですよね。
いつもお店に行くと、いつものコレを買おう、という風にルーティン化しがちですが、少し変わったものを試すと新鮮さが味わえます。もしかしたら新たなお気に入りが見つかるかもしれません。
ちょっと離れたスーパーマーケットや普段いかないお店に入ってみる
普段行きなれていないお店に初めて入るときって、どこになにがおいてあるかわからなくて、少し緊張します。でもそれが小さなドキドキやわくわくであり、普段とちがうことをしている感覚につながります。ずっと在宅勤務だったり、休日も出かけないと、運動不足にもなりやすいですが、少し離れた店舗に徒歩や自転車で行けば運動もできて一石二鳥です。
大きなスーパーマーケットもあれば、町の商店街の小さな八百屋さんがある地域もありますよね。お店の規模が違うと、値札の書き方やお店の人の売り方も違います。
同じ系列のお店でも、場所によって特売日も品ぞろえも違います。自分が普段使っている店舗は実はこれがお得だったんだ、とわかることもあります。小分けパックが多かったり、お惣菜コーナーが充実していたり、大容量の野菜が豊富だったり、場所によって周辺世帯の平均人数や暮らし方も異なるので、お店側もそれに合わせているんですよね。比較することによって、商品以外の情報もうかがえるのが面白いです。
おわりに
生活必需品の買い物は必要でやっていることですが、それをわざわざ楽しむことによって、暮らしの身近なところに面白さやわくわくを感じることもできるんだなという気づきにもなりました。日常のささいな冒険や新鮮さを楽しむマインドは、コロナが収束しても持ち続けられたらいいなと思います。