ボタンホールや布端の処理に!ほつれ止めピケの使い方
ピケとは?
布端やボタンホールなど、糸がほつれやすい部分にあらかじめ塗っておくことで、糸がほつれてくるのを予防できる製品です。リボンや糸端の処理にも使えます。
特長は、
- 塗ってすぐに乾く速乾性
- 透明になる
- 洗濯やドライクリーニングができる
- 塗った部分の生地が硬くならない
という点です+*
例えば、ブラウスのボタンホールに塗れば、すぐに乾くし、透明なので全然目立たず、完成したブラウスを洗ってもほつれ止め効果がある!というものです。ただし、何度も洗濯したら徐々に落ちてきます。タンブラー乾燥は避けたほうがいいです。
どうやって塗る?塗り方は?
布端や糸端に3ミリほど塗って乾かします。接着するものではないので、飛び出ている糸はあらかじめ切ってから塗るのがおすすめです。
ピケの先端から直接塗ってもいいですが、押しすぎると出すぎてしまうかもしれないので、細かい部分に塗る場合はアルミホイルやクッキングペーパーなどの上にすこし出して、そこからつまようじでとって塗ります。
どんな素材に使える?
麻、綿、ポリ、帆布、ウールなど様々な素材に使えます。ただし、使えない生地もあります。水をはじく生地や、特殊な織りのものは避けたほうが無難です。光沢のある生地に使用した場合に、透明ではなく白く濁って固まって目立ってしまう場合があります。特殊な生地で使用したい場合は、目立たないところで一度試してみましょう。
注意すること
あまり広い範囲をほつれ止めするのには向いていません。服の縫い代などの処理は、ジグザグミシンをかけたり縫い代を三つ折りでくるんだりするやり方がきれいに仕上がります。あくまで部分的にほつれやすい箇所の補強に向いている製品です。
おわりに
手作りでなくてもお洋服がほつれてきたときや、ストッキングの伝線の処理などにも使えるので、洋裁をされる方は1つ備えておけば便利に使えるのでおすすめです+*