洋服づくりの裁断は、ピン(待ち針)を沢山つかうことが大切!
私が洋服を初めてつくったとき、布が一気に大きくなるので、型紙どおりに裁断できませんでした。裁断は何度もやると少しずつコツをつかんで良くなっていくものではありますが、私はピンをこまめに打った状態で裁断すると、狙い通り切りやすくなりました。
私のように、大きな生地の裁断で困っている人の原因は、待ち針が足りないことかもしれません。待ち針を多めに使って裁断してみてはいかがでしょうか?
多めの待ち針で型紙を布に留める
初めて服を作るとき、どのくらいの頻度で待ち針をつかったらよいかわかりませんでしたが、面倒でもこまめにつかっていったほうが、布と型紙のずれが少なく、きっちりサイズ通りに裁断しやすくなります。当たり前のことではありますが、気持ち多めに。がポイントです。
曲線部分や複雑になっている部分はもちろん、直線部分も多めに使って、型紙がふわっと浮かないようにしてから裁断しましょう。しるしをつけるときにもずれないので、完成度の高い服ができると思います。
たくさん入っている待ち針を買う
私はそもそも初心者の時、待ち針を10本くらいしか持っていませんでした。小学生の裁縫セットの中にも、そのくらいしか入っていませんでした。しかし、服を作るとなると、布地も大きいので、待ち針はとにかくたくさん、使います。私の場合、スカートで30本~40本は使います。パーツの量にもよりますが、待ち針が足りない!ということのないように、数は多めに用意しておく必要があります。
作業中はピンクッションも必要です!簡易的なものを自作してもいいですし、ぱぱっと使えるようにしておく作業用のピンクッションがあるといいですね。
参考までに、私が使っている待ち針はこちらです。以下のものでなくても、100本くらい入っているものがあれば、だいたい大丈夫です。あまり長くないもの(3センチ~4センチほど)の待ち針が、さまざまな場合に使いやすいです。
Clover(クロバー)の耐熱待ち針で、100本ほどはいっています。アイロンをかけても頭が溶けないので留めたままアイロンを掛けられます。頭部分は赤と白、布の色に対して、目立つほうをつかっています。目立つので、縫うときも印の代わりに使っていることがあります。頭の部分がぽこっとなっているので、それが布地に響く時には下のシルクピンをつかいます。
こちらもアイロンOKで、頭の部分が小さいので布地に響きにくいです。目立たないので、ピンクッションに出したときに数えておくといいと思います。こちらは約380本はいっています。
どちらもそんなに高いものではないですので、服を作りたい方は多めに用意しておくといいと思います。
裁縫用のクリップも使っています。こちらは赤白の待ち針よりもっと目立ちます。分厚い素材もつかめるので、小物づくりにも重宝するので、便利です。
こちらも足りなかったので30個入りの大容量を買い足しています(><)